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ストレス社会で免疫力を高める!日常の生活習慣で体を守る方法

  • 執筆者の写真: Yuki Koyama
    Yuki Koyama
  • 10月15日
  • 読了時間: 4分

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1. ストレスと体の関係

忙しい現代社会では、仕事・人間関係・情報の多さなど、絶えずストレスにさらされています。

ストレスを感じると、体は「戦うか逃げるか」のモードに入り、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

この状態が続くと、眠りが浅くなったり、食欲や集中力が落ちたりと、心身のコンディションに影響が出ることがあります。


ストレスそのものをなくすことは難しいですが、体がストレスに揺らぎにくい状態を保つことは可能です。

その鍵を握るのが、毎日の生活習慣と、体を内側から支える栄養バランスです。



2. 免疫を支える「腸」と日常習慣

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免疫力とは、体が本来持つ防御システムのこと。

その多くが「腸」に存在していることをご存じでしょうか?

腸は全身の免疫細胞の約7割が集まる場所といわれ、「第二の脳」とも呼ばれています。

腸内環境が整うと、体全体の巡りやリズムも安定しやすくなると考えられています。


腸のバランスを保つためには、以下のような習慣が役立ちます。


・十分な睡眠:毎日同じ時間に寝起きして、リズムを整える。

・バランスのよい食事:タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維を意識する。

・軽い運動:ウォーキングやストレッチで巡りをサポートする。

・発酵食品の摂取:ヨーグルトや納豆、味噌などで腸内細菌の多様性を保つ。


こうした小さな積み重ねが、免疫バランスを支える土台になります。



3. 注目されるアミノ酸・アルギニンの働き


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アルギニンは、体内でもつくられるアミノ酸の一種で、エネルギー産生や体の巡りなどに関わる栄養素として知られています。

また、アルギニンは免疫細胞の中でも特にマクロファージと呼ばれる細胞で重要な役割を担っていることが、近年の研究で明らかになっています。


マクロファージは、体内の不要な物質を処理したり、バランスを整えたりする“掃除屋”のような存在です。

この細胞はアルギニンを材料に、一酸化窒素(NO)やポリアミンなどをつくり出す経路を持っています。

その経路のどちらが優先されるかによって、マクロファージの性質(炎症を起こしやすい/落ち着かせやすい)が変わることが報告されています。


つまり、アルギニンは「免疫のスイッチ」を支えるアミノ酸としても注目されているのです。




4. ポリアミンとマクロファージの研究が示す新たな可能性

ポリアミンは、細胞の中でアルギニンなどからつくられる物質で、細胞の健康維持や代謝調整に関与すると考えられています。

研究では、ポリアミンがマクロファージの働き方(いわゆる“極性”)を穏やかに整える可能性があることも報告されています。

また、細胞の代謝や修復の過程にも関わっているとされ、健康科学やエイジング分野でも注目が集まっています。


一方で、これらの知見はまだ研究段階のものであり、人によって体内での反応や感じ方には個人差があります。

LA-1は、アルギニンを大腸まで届けることを目的として設計されていますが、マクロファージや免疫への直接的な作用を保証するものではありません。

ただし、腸内でアルギニンが細菌と出会うことで、ポリアミンのような新しい代謝物が生まれる可能性がある——

その“きっかけ”を大切にするという設計思想は、体の内側から整えるアプローチとして興味深い視点です。



まとめ

ストレス社会の中で心身のバランスを保つためには、

「よく眠る」「よく食べる」「よく動く」そして「腸を整える」という日常習慣が何よりも大切です。

さらに、アルギニンやポリアミンといった体内で働くアミノ酸の研究からも、

人間が本来持っている“整える力”の奥深さが見えてきます。


小さな習慣の積み重ねが、あなたの体をしっかりと守ってくれるはずです。


質の良い睡眠をとる:7〜8時間の休息が、細胞の修復を支える時間になります。


外側から“足す”ケアに加え、内側から“整える”習慣を意識することで、

心身ともにめぐりの良い美しさが育まれていきます。



参考文献

  • Van den Bossche, J. et al. (2012). Journal of Leukocyte Biology, 91(5), 677–685.


  • Yurdagul, A. et al. (2020). Cell Metabolism, 31(6), 111–127.e5.


  • Zhang, K., Mishra, A., Jagannath, C. (2024). Frontiers in Immunology, 15, 1363938.


  • Pegg, A. E. (2016). Journal of Biological Chemistry, 291(29), 14904–14912.


  • Morris, S. M. Jr. (2012). Journal of Nutrition, 142(12), 2161S–2165S.


免責事項 ※本記事は一般的な健康・栄養に関する情報提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療・予防を意図するものではありません。

※記載内容は研究紹介や一般情報に基づいており、製品の効果効能を保証するものではありません。




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