【スキー・スノボ】シーズン到来!シーズンを通して楽しむためのコンディショニングとアミノ酸の考え方
- Yuki Koyama

- 2025年12月15日
- 読了時間: 4分
更新日:2 日前

いよいよウィンタースポーツのシーズンが始まりました。
スキーやスノーボードを心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
一方で、
「滑っているときは楽しいのに、翌日になると体が重い」
「筋肉痛が思った以上に長引く」
「昔より回復に時間がかかるように感じる」
といった声も少なくありません。
こうした感覚は、体力や年齢だけでなく、
ウィンタースポーツ特有の環境や体の使い方が影響していると考えられています。
1. ウィンタースポーツはなぜ疲れが残りやすいのか

ウィンタースポーツは、寒冷環境の中で全身を使う運動です。
寒さによって体は熱を逃がさないよう血管を収縮させやすく、筋肉や全身の巡りが低下しやすい状態になるといわれています。
また、雪面という不整地でのバランス維持や、減速・踏ん張り・姿勢保持といった動作が連続するため、
普段あまり使わない筋肉にも負荷がかかりやすくなります。
その結果、運動量以上の消耗感を覚えたり、滑走後から翌日にかけて筋肉痛を感じやすくなったりと、
疲れが残りやすい状態につながることがあります。
2. 消耗が大きい運動と「アミノ酸」「アルギニン」という視点

寒さと全身運動が重なるウィンタースポーツでは、体のエネルギー消費や筋肉への負担も大きくなりやすいといわれています。
運動時には、糖質や脂質に加え、体内のたんぱく質由来のアミノ酸もエネルギー代謝に関わることが知られています。
その中でもアルギニンは、エネルギー産生や体内の巡りに関わるアミノ酸として研究されてきました。
運動後のコンディショニングや、筋肉を多く使ったあとの体調管理を考えるうえで、
アミノ酸やアルギニンを意識した栄養の摂り方は、ひとつの考え方として注目されています。
ただし、こうした栄養の考え方は、一時的な対処ではなく、
日常の体調管理や生活習慣とあわせて取り入れることが大切だとされています。
3. 翌日まで疲れや筋肉痛を持ち越しにくくするためのコンディショニング習慣

ウィンタースポーツを長く楽しんでいる人ほど、「滑らない日」や「滑った後」の過ごし方を大切にしている傾向があります。
まず意識したいのは、体を冷やしきらないこと。
滑走後は早めに体を温め、冷えを翌日まで持ち越さない工夫が重要とされています。
また、強い負荷をかけ続けるのではなく、軽いストレッチなどで筋肉の緊張をゆるめ、
筋肉痛を感じやすい部位の巡りを意識することもポイントです。
こうした小さな習慣の積み重ねが、疲労感や筋肉痛の感じ方に影響すると考えられています。
4. 日常から体を整えるという選択肢

近年は、運動後だけでなく、日常から体内環境や巡りを意識したコンディショニングを取り入れる考え方も広がっています。
アルギニンのように、エネルギー産生や体の巡りに関わるとされる栄養素は、
日々の体調管理やコンディショニングの観点から研究が進められてきました。
運動量が増えるシーズンだからこそ、滑る日・滑らない日を問わず、体を整える視点を持つことが、
シーズンを通してウィンタースポーツを楽しむための土台になるともいわれています。
※本コラムは、一般的な栄養学・運動生理学に関する情報提供を目的としたものであり、
特定の製品の効果効能を示すものではありません。
5. まとめ

ウィンタースポーツは、寒冷環境の中で全身を使うため、思っている以上に体への負荷がかかりやすく、
疲労感や筋肉痛を感じやすいスポーツです。
滑っている時間だけでなく、その後の過ごし方や日常のコンディショニングが、
翌日の体調やシーズン全体の楽しみやすさに影響します。
体を冷やしきらない工夫や、軽いケアを取り入れることに加え、アミノ酸やアルギニンといった栄養の考え方を
日々の体調管理の視点として取り入れることも、参考になる選択肢のひとつです。
感じ方には個人差がありますが、今シーズンは**「滑る時間+体を整える習慣」**まで含めて、
ウィンタースポーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考文献
Shimomura Y, et al. Branched-chain amino acid supplementation before squat exercise and delayed-onset muscle soreness. Journal of Nutritional Science and Vitaminology. 2010.
Wagenmakers AJM. Amino acid metabolism, muscle fatigue and muscle wasting. International Journal of Sports Medicine. 1998.
Castellani JW, Young AJ. Human physiological responses to cold exposure. Journal of Applied Physiology. 2016.
Tipton KD, Wolfe RR. Protein and amino acids for athletes. Journal of Sports Sciences. 2004.
免責事項 ※本記事は一般的な健康・栄養に関する情報提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療・予防を意図するものではありません。
※記載内容は研究紹介や一般情報に基づいており、製品の効果効能を保証するものではありません。





